炭アート作家・道祖土靖子さんとの出会い

HIDEMIサロンへようこそ。

運営者・佑帆です。

HIDEMIサロンが6月1日から再開いたしました。感染防止策も講じて、心機一転、新たな気持ちで取り組んでまいります。

さて、久しぶりにサロンにお越しいただいた方は、だいぶサロンの雰囲気が変わったことにお気づきになられましたでしょうか?

昨年の秋(まだコロナ危機の前ですね・・・)、私は久々の30年来の親友と一緒に武蔵小山の商店街に散策に行きました。武蔵小山はHIDEMIサロンのある大山とよく似た商店街が元気な町です。駅に降りるなり、大山と共通する雰囲気にすっかり魅了されて、気心の知れた友人との時間、食べ歩きや雑貨屋めぐりも楽しくて、いろいろお店をのぞいたりしていました。いつしか商店街からは外れ、目黒不動尊への道へ。もうすぐ目黒不動尊に着く、その少し前で、「カフェ&ギャラリー 炭道庵」という看板を見て、友人が「この店に入ってみたい。コーヒーでも飲もう!」と言ったのです。「えー!またコーヒー飲むの?」って言いつつ、その日2店目のカフェに。しゃべり足りない私たちはお店に訪れたのでした。

そこにいらっしゃったのが、炭道庵店主の道祖土靖子(さいど・やすこ)さんでした。

お客さんは、たまたま私と友人と二人だけ。炭で作ったさまざまな雑貨や炭絵、タペストリーや置物。「炭がこのようなアートになるなんて!」と思いながら、まずは店内をいろいろ見させていただくうちに、店主の靖子さんから様々なお話を聞くことが出来ました。炭アートを始めたきっかけ、お店を始めたきっかけ、お店を移転した時の苦労、炭の持つ魅力・・・、人生の含蓄に富んだエピソードや靖子さんの炭に対する熱い思いを伺っているうちに、あっという間に時間が過ぎ、気がついたら2時間以上たっていました。帰りながら、靖子さんとの出会いについて、本当にすごかったね・・・いい話が聞けたねと友人と語り合ったものです。

靖子さんいわく、

炭・・・地球と私達の暮らしには“土と空気と水“は、必要なものです。
どれが欠けても生きてはいけません。
“は、酸化したこの大地をアルカリ性に変え、汚染された大気を洗浄する深緑の森を育て、ひいては瑞々しい「命の水」をもたらしてくれるのです。

炭の魅力をよく表した素晴らしい言葉だなと思いました。炭道庵は、炭の浄化の力を最大限に引き出した、とても静かで心が洗われるような空間でした。「炭は天然のもので、ほとんど永久に浄化してくれるんですよ。炭の効果はずっと続くんです・・・」

天然の空気清浄装置、自然のものってやっぱり素晴らしいです。

そしてHIDEMIサロンもこのような静かな空間にできたらと思いました。

とても楽しく意義深い時間を過ごさせていただき、そしてこのような出会いをもたらしてくれた偶然に感謝したくなりました。靖子さんにサロンに作品を置きたいと依頼をしましたところ、快く制作を快諾してくださり、すぐにサロンにもお越しいただきました。結果、サロン全体のアドバイスまでいただき、本当に感謝しています。

靖子さんは、とても前向きで、フットワークが軽く、お洒落で、人との出会いや芸術や人生を創造することを楽しんでいらっしゃる女性でした。たった一回の出会いがここまで広がるとは想像もしていませんでした!アクセスバーズが引き寄せてくださったご縁でしょうか?

当サロンのピアノの上にかかっている額は、アクセスコンシャスネスのシンボルマーク、綿毛をモチーフに制作いただきました。また竹炭のタペストリーや、今年の干支のネズミの置物などもサロンに飾ることができました。

アクセスバーズも、身体の声に耳を澄ませ、その人がありのままの自分を取り戻すためのセッションです。静寂の世界に身をゆだね、すこし、立ち止まり、無の自分に帰る。炭は、無彩色で、色はありませんが、天然素材の持つ力でどの色にも合い、反発せず、そして溶け込みます。相通じるものがあるような気がします。

HIDEMIサロンでは、アクセスコンシャスネスの世界のみならず、道祖土靖子さんが創り出す炭アートの魅力も感じていただけたら幸いです。

アクセスコンシャスネス  道祖土靖子氏制作


炭道庵 http://www.tandouan.com/

東京都目黒区下目黒5-37-14-1F 炭道庵

 

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