夫と森と、透明人間 ― 森と街の観察記

夫と森と、透明人間 ― 森と街の観察記

HIDEMIサロンへようこそ。

今回は、夫との旅の途中の出来事をつづります。

旅の途中、夫の無意識な不機嫌を私が拾ってしまい、
そのまま対応してしまったので、ますます夫を不機嫌にさせてしまいました。
ここまでは「あるある」かと思いますが―

夫は機嫌が悪いとき、どういうわけかやたら早足になります。
先へ先へと進んでいき、気づけば私は森の中でひとりになっていました。

「なんだか面白くないな」と感じた私は、
ふっとアクセスのツールを使って、自分の感情をクリアリングしました。

すると突然、妙な問いが浮かびました。

ここで何か大きな動物が現れたら、どうする?

一瞬ぎょっとしましたが、すぐに別の視点がやってきます。

バリアを下ろして、無限のスペースになったら…その動物も私に気づかないかもしれない。

そう思うと、すぐに
「その動物にも気づかれないくらいなんだから、
夫からも気づかれないだろう」と思いました。

無限のスペースになると、自分が森や風や光の一部になったように感じます。
存在の境界が透けて、相手から見ればただの景色になる――
だから脅威にも、攻撃対象にもならないのです。

良い思いつき……そうだ、透明人間になっちゃえ!

それなら夫にも見つからない。
透明人間になってしまえば、
私が夫を一生懸命追いかける必要も、
怒りを気にする必要もないな。

そう考えたら、笑ってしまうくらい全部がどうでもよくなりました。

その後、レストハウスに立ち寄りました。
夫はなぜかお店の人と妙に話し込んでいます。
よく見ると、お店の人が胸の前で手を合わせ、まるで祈るようなポーズ。

ああ、あれは森の小動物がとる防御姿勢と同じだ、と感じました。
夫はにこにこしていますが、怒りのエネルギーはまだ少し残っているようです。
無意識に“距離を保つ”ための形。

森でも街でも、人は本質的に同じように反応するのだと思います。

不機嫌モードの夫、防御ポーズのお店の人、
そして透明人間モードの私――
同じ場所を共有していても、それぞれの世界はまったく別の姿をしていました。

アクセスコンシャスネスのツールを使うと、
ふと日常から完全に外れた、突拍子もない問いが浮かぶことがあります。

その瞬間、感情の回路がプツッと外れて、
「透明人間になれるわ」といった遊び心や軽さにシフトするのです。

日々問いかけながら、瞬間瞬間を生きる――
そんな遊び心や軽さから、本当の自由は生まれるのかもしれません。

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