普通の当たり前の日々を取り戻す

HIDEMIサロンへようこそ。

運営者・佑帆です。

今、HIDEMIサロンは、再開への準備をしています。

緊急事態宣言が北海道、東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県を除く、39府県において解除されて、少しずつ日常が戻ってきたそうです。笑顔のニュースを見て、私も嬉しくなりました。

東京都でも、感染者数がグッと減って、今日は2人でした。宣言解除もまもなくでしょうか。

このコロナウイルスの危機が訪れるまで、私たちの日々は、自由にお友達や家族と団らんや会話を楽しみ、接触を気にすることなく、仕事や趣味や社会活動や運動を行ってきました。その反面、時間に追われ、人とのコミュニケーションの難しさを感じたり、社会が複雑になって情報・オンラインの波に私たちは翻弄されてきたりした部分もあったはずです。

ある日、いきなり、その日はやってきました。

「ステイホーム!!」と言われ、人との接触は8割減!と言われ、仕事は在宅になり、あるいは大幅に減ったりなくなったり。子どもたちは、学校が休校で友達と会えなくなり、お稽古ごとや運動ができなくなりました。大人たちも、趣味や余暇など、人と一緒にする活動は、ほぼすべてなくなりました。家にこもることを奨励されたのです。

そして、世界の感染マップが、日々どんどん赤く染まっていく様子を見ながら、世界は、人の往来を通して本当に狭くそしてつながっていることを実感しました。自分を感染から守り自分が感染しているかもしれないと気遣いながら行動することが、結果的に日本を、世界を守ることにつながるんだとこれほど実感したことはありません。いろんな立場の人に思いを馳せることも学びました。

「家にいて何もしないこと」が「一番貢献になる」なんて、それこそ、固定観念がひっくり返りました。

日本は幸いにも感染爆発せず、日本のミステリーなどと言われていますが、医療関係者の皆様の尽力もさることながら、それぞれ一人一人が自分が出来ることを頑張った結果だと思うんです。よく我慢しましたよね。我慢・我慢の日々でした。

私たちにとって当たり前だった「普通の日々」がこんなにも愛しく、大切に感じられることになるなんて。想像もしなかったですね。

解除後の生活がどのようになるか、少しまだ想像がつきません。当たり前・普通の概念も少し変わるでしょう。感染拡大の危険性も減ったわけではありません。感染防止の努力も必要です。しかし、再び私たちがリニューアルされた「普通の日々」を手に入れたとき、一層この「当たり前であること」の大切さを実感することになるでしょう。

人間は社会的な生き物ですから、この距離の遠さが心の遠さにつながらないように心掛けなければいけないですね。毎日の生活を大切に、丁寧に、人とのつながりを実感しながら、日々を送れるように前に進みたいと思います。

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