HIDEMIサロンの余白――私のために存在する、小さな贅沢

HIDEMIサロンへようこそ。

今日は、HIDEMIサロンの「余白」について、少しだけ書こうと思います。

HIDEMIサロンは、お客様をお迎えした時にお茶を飲みながらお話しするラウンジエリアやクラスエリア、そしてセッションルームがあります。

ゆったりとしてますね!とよく言われます。
なぜこれだけの空間が?とも言われます。

HIDEMIサロンには椅子やテーブルが まるで初めからそこに存在したかのようにゆったり配置されています。

ラウンジエリアにある椅子は、お客様に座っていただくだけではなく、 ときには、お荷物を受け止めるための椅子でもあります。

バッグや上着は、ただの荷物ではなく、 その人がその日一緒に連れてきた、 大切な同伴者のようなもの。 スマートフォン、ハンカチ、鍵、メモ、帰り道の予定や、その日の見えない気配も。

席を立つとき。
ラウンジからセッションルームへ移るとき。
そして、ふたたび荷物を置くとき。

バッグや上着の居場所があると、
その一つひとつの動きが、慌ただしくならずにすみます。

かがみこまなくてもいい。
床に置かなくてもいい。
必要なものは、姿勢を崩さず、横からスーッと取り出せる。

お客様の動きが少し楽に、自然に流れていくように。

そのための椅子。

HIDEMIサロンは椅子がたくさんありますが、それは座るためだけの椅子ではなくて、ただ存在するための椅子。

そんな小さなことが、人の身体を少し安心させるのだと思います。

そこに座る人のまわりに、 呼吸できる余白を残すため。

余白とは、何もないことではなく、何かを受け止めるために、空けられている場所なのかもしれません。

HIDEMIは、訪れた方と、その方がお連れになったものが、少し楽にそこにいられるように。椅子の置き方や、テーブルの広さや、荷物の居場所の中にも、
そして、椅子だけではなく、空間の使われ方にもHIDEMIなりの所作があります。

使い切らないこと。
詰め込みすぎないこと。
すべてを埋めようとしないこと。

その余白の中で、訪れる方がふっと呼吸を戻し、自分の輪郭に戻っていけるように。

HIDEMIの余白は、 そんなところにも、 静かに息づいています。

そんな余白が、 「私のために存在している」と感じられること。

それもまた、HIDEMIの中にある 小さな贅沢なのかもしれません。